こんにちは。
ぼちぼちおやそだちブログへようこそ。
このブログでは、
初めての子育てを
私たちらしく楽しむために
正しさにこだわらず
ゆっくり「ぼちぼち」
親子ともに成長していく日々を記しています。
今回の記事では、
これまでに私が娘と楽しんだ
約500冊の絵本の中から
娘のリアクションと
私の感動の度合を基準に
独断で厳選した10冊をご紹介していきます。
昔から愛される定番のものから
限られた本屋さんでしか
取り扱っていないものまで
幅広くご紹介しますので
ぜひチェックしてみてください。
目次
オススメ絵本10選
・あおいよるのゆめ
子供のちいさな指1本で遊べるしかけ絵本です。
読み聞かせするなら0歳から。
自分で遊ぶには1歳前後からオススメです。
指でしかけを動かすと
街中にパッと灯りがついたり。
満天の星空が浮かんだり。
鮮やかなお花が咲いたり。
とにかく絵が可愛らしくて
晴れやかな気持ちになります。
つくりがしっかりしているので
子供の未熟な遊び方でも
相当な力で折ったり引っ張ったりしない限りは
破れることもなく
購入して1年半経った今でも楽しめています。
取り扱っていない本屋さんも多く
すでに持っている絵本と被る可能性が低いので
友人への出産祝いや
1歳のお誕生日プレゼント、
クリスマスプレゼントなど
贈り物にも喜ばれること間違いナシです。
楽天市場やアマゾンなどのネット通販で購入できるほか、
東京・吉祥寺にあるクレヨンハウス東京店や
京都・四条河原町にあるメリーゴーランド京都で
売っているのを見かけたことがありますよ。
・だいすきだよ おつきさまにとどくほど
海外の絵本らしい
絵のタッチと配色がとにかく綺麗!
朝起きてから夜寝るまでの
くまの親子の一日が描かれています。
毎朝一緒に起きること。
一緒にお風呂に入ること。
抱っこで一緒に眠ること。
そんな日常の中にある幸せや、
一緒に冒険に出かけるワクワク感。
親子のスキンシップなど
さまざまな形の愛が表現されていて
心温まる1冊です。
全てのページが夜空のような
落ち着いた深い色味なので
寝る前の絵本タイムにぴったりです!
・うずらちゃんのかくれんぼ
鮮やかで丸みのある優しい絵が
赤ちゃんにもとても魅力的なようで
娘はまだずりばいの頃から
自ら絵本を取りに行ったり
1枚1枚絵を真剣に眺めたりと
興味津々でした。
1歳頃になって
ストーリーがわかるようになると
絵の中に隠れている
うずらちゃんたちを
指さしで見つけて遊ぶように。
2歳頃になると
「もういいかーい。」
「まーだだよー。」という
かくれんぼならではの言葉も覚えて
遊びの中で取り入れるように。
うずらちゃんとひよこちゃんが
交代でかくれんぼするストーリーで
同じセリフの繰り返しなので
もう少し大きくなると
簡単に自分で読めるようにもなりました。
月齢の低い赤ちゃんから
3歳頃の幼児まで
幅広く楽しめる絵本です。
・かお かお どんなかお
目と鼻と口だけで
色んな表情が描かれています。
顔のパーツの名称を覚えたり、
表情から感情を読み取る感覚を身に付けたりするのに
もってこいの絵本です。
読み聞かせの時は
読み手も一緒になって同じ顔をして見せると
面白がって笑ってくれたり、
一緒にマネをしてくれたりと
とても楽しいですよ!
言葉が出始める前から、
お友達におもちゃを取られた時に
悲しそうな表情で相手を見たり。
お菓子がなくなってしまった時に
困った表情をしておねだりしてきたり。
いたずらをしようとたくらんでいるときに
悪い顔をして見せてきたり🤣
小さいうちから
泣く・笑う以外の感情を
表現できるようになっていたのは
この絵本のおかげだと思います。
・きんぎょが にげた
靴下や文房具など
色々な商品のデザインにもなっている
とっても有名な絵本ですよね!
絵本には2~4歳むきと記載されていますが、
娘は1歳頃から
指さしをして「あった!」「あった!」と
きんぎょを見つけては
得意げな顔をして楽しんでいました。
テレビや鏡、キャンディなど
身近にある色々なものが登場するので
「テレビの中にいたね!」
「鏡にうつっているね!」
と説明しながら読み聞かせをすると
ものの名前が
自然に覚えられるのもいいですね!
・どうぞのいす
優しさ・思いやり・気遣いが育める
心あったまる絵本です!
お話に出てくる動物たちは
皆、周りの人や、あとの人のことを
思いやった行動をしています。
「あとの人に、おきのどく。」
この絵本になんども出てくるフレーズです。
いまどきこんな美しい日本語を話す人って
どのくらいいるのでしょうか。
「おきのどく」という言葉は
小さい頃、
母や祖母がよく使っていた記憶がありますが
それを懐かしく思ってしまうほど
私は使ったことがほとんどないなと反省😌
トイレットペーパーを使い切ったら
必ず補充してから出る。
会社を出るときは身の回りを整頓し
ゴミ箱のゴミをまとめてから帰る。
娘にはどうかそんな風に
その場にいない次の誰かのことも
当たり前に想像できる人になってほしい。
そんな思いを
小さな我が子にも
言葉で、絵で
わかりやすく伝えられる
素敵なストーリーです。
・はるかぜさんぽ
お花、虫、風など春ならではの自然を
視覚、触覚、嗅覚、聴覚など
さまざまな角度から感じられる絵本。
季節感が養われ、
豊かな心を育ててくれる1冊です。
この絵本を読んだら
きっと、お散歩に出かけたくなりますよ!
特に歩きはじめの子にオススメです。
いろんなモノに触れてみる勇気持つこと、
それによって気づきが得られる
楽しさ、大切さが伝わるといいな!
・ダイソー 名作おはなし絵本シリーズ
100円均一ショップでも
絵本が売られていることはご存知でしたか?
世界の昔話がなんと、
きむらゆういちさんの監修で
発行されています。
値段はもちろん、1冊110円です😯
本当に助かりますよね!
しかも日本語と英語の
2か国語で読める絵本なんです!
英語が話せなくても大丈夫。
絵本についている
QRコードを読み取るだけで
朗読音声が無料でダウンロードできます!
イタレリツクセリ💦
本のサイズは
一辺15センチほどの小さめなので
2歳の娘の小さな手でも
一人でしっかり持ってめくれます。
中身もわかりやすく要約されているので
字がまだわからないはずなのに
いつのまにか8冊すべて
自分で読めるようになっています。
100円とは思えないクオリティなので
ぜひ手に取ってみてください。
・アンパンマンをさがせ
親世代ならきっと皆知っている
「ウォーリーを探せ!」の
アンパンマンバージョンのようなものです。
何種類も発行されていて、
出てくるキャラクターや内容はさまざまです。
たくさんのキャラクターのなかから
アンパンマンなど特定のキャラを見つけるという
シンプルな内容のものであれば
1歳頃から楽しめます。
種類によっては
ページがアンパンマンだらけで
埋め尽くされていて
そのなかから
右手と左手に持っているものまで
お題と全く同じアンパンマンを探す
というちょっと難しめのものや、
間違い探しもあるので、
3歳、4歳でも
きっと楽しめると思います。
おでかけのとき、
この絵本を1冊鞄に入れておくだけで
電車や病院の待合などでも
静かに過ごせますよ。
アンパンマン好きの子には
本当におすすめです!
・なにしてるの?
図書館でたまたま見つけて
サッと読んだとき、
「こんなに素敵な絵本があるなんて!」と
大人の私も感動した1冊。
私のイチオシです。
家に帰って、リビングで
読み聞かせをしていたら、
途中で
「その絵本、すごい良い絵本やな!」
と夫もつい止めに入ってきました🤣
即、ネット通販でポチりました!(笑)
その中身はというと、
周りにいるいろんな人に
「なにしてるの?」
「どうして?」
と男の子が聞きまわるストーリーです。
身近な人の行動に疑問を持つこと。
わからないことは積極的に聞くこと。
「どうして?」と
何度も聞くことで理解を深めていくこと。
好きなことをすることが
結果誰かを幸せにすること。
誰かを喜ばせる喜び。
そんな大人になっても大切で
子供に必ず伝えたいモノの考え方が
わかりやすく描かれています。
読み終えた時、
大人の私も自らを考え直す
いいきっかけになりました。
皆さんもぜひ一度読んでみてください。
読み聞かせが苦手な方へ
仕事に家事に、毎日が忙しすぎて
子供に絵本を読み聞かせる時間なんてない!
時間はいくらあっても
同じ本を何度も「読んで!」とせがまれるのが辛い!
そもそも読書が好きじゃない。
という方も多いのではないでしょうか。
私も正直後者の一人でした。
小さいころから家より外!
じっと本を読んでいる時間があるなら
外でお友達と走り回って遊びたい!
というアウトドア派でした。
小学生、中学生になると
ハリーポッターのような分厚くて小さい字の本を
たくさん読んでいるお友達も増えてきましたが、
私は読書感想文を書くための1冊すら
全く読む気になれず
あらすじだけ読んで適当に仕上げるほどの
著しい読書嫌いでした。
そんな私を見かねて
母からは本を読みなさいと常々言われていましたが
反発心で余計に本を嫌うように。
もしかすると
私の同じ体験をされた方も
多いのではないでしょうか。
読書の重要性に初めて気づいたのは
かなり後の大学受験の頃でした。
あまりにも本を避けてきたばかりに
読解スピードが遅すぎて
センター試験(今でいう共通テストですね)で
周りの人が小論文のページをめくる音が聞こえた時
自分はまだ半分も読めていないというほどでした。
その時の後悔から
私はどうか娘には
読書好きになってほしいと願っています。
でも言葉で伝えるのが逆効果なことは
私自身も体験済みです。
それなら小さいうちから
たくさんの本をいつでも手に取れる環境を作り
当たり前に読書を楽しむ習慣をつけさせるぞ!
そう思い私自身も心を入れ変えました。
とはいえこの時代、
絵本1冊買うだけで1000円、2000円という
かなりの物価高です。
(私たち親世代が子供の頃は、
1冊300円くらいで買えましたよね?😇)
我が家はとても新品を何百冊も
買ってあげられそうにはありません。
そこで古本屋さんや
チャリティマーケット(フリーマーケット)で
数百円で売られているものをコツコツと集めたり
毎週図書館に通って借りてきたりして、
私はこれまでに約500冊の絵本を
娘と何度も何度も繰り返し楽しんできました。
色んなところでよく
「3歳までに1万冊読むと良い」と耳にしますね。
そうおもうと500冊なんて
ここに記載するのも恥ずかしいくらいです。
確かにたくさんの絵本に触れることは
とても素晴らしいことだと思いますが
それよりも数にこだわらず
子供が好きな本を何度でも読み聞かせてあげる。
親子で一緒になって楽しむことが
大切でなによりも温かい時間になると思います。
娘が同じ本を
何度も「読んで!」「もういっかい!」とせがむのは
そんな母の愛情を感じ取ってくれているからだ!
読書好きへの良い兆しだ!と考えると
愛しくて嬉しくて
たまらなくなる今日この頃です。
みなさんもポジティブに捉えて
ぜひ一緒に読み聞かせを楽しみましょう。
私と同じように、いつのまにか
絵本好きになっていくかもしれませんね。
絵本の読み聞かせで得られた効果
・語彙力がついた
これはよく言われますが
本当だと私自身も娘を見て実感しています。
2歳を過ぎるころには
モノの名前はもちろん、
「まるで~のようだね」
「まさか~のはずないよね」
「~だったので、~でした」
というような
絵本に出てきた言い回しを
普通の会話の中で
活用して話しています。
教えた覚えもない、
周りの大人が使ってもいない、
綺麗な日本語を話すようになったのは
絵本の読み聞かせのおかげで
間違いありません!
・社会性・理解力が身に付いた
歯磨き、トイレトレーニングなど
身近な生活習慣をテーマにした絵本で
社会性が身に付くというのは
イメージできる方も多いのではないでしょうか。
娘を見ていると、
そのようなわかりやすい変化だけでなく
物語の中で
「楽しそう!」「嬉しそう!」
「悲しんでいる」「残念そうだ」
など登場人物の感情を読み取る経験から、
こんなことがあると嬉しくて喜ぶ。
こういう出来事があると人は悲しい。
こうなったとき人は悔しがる。
というような
出来事と感情の因果関係を
感覚で身に着けることが
できているように思います。
私との会話の中でも
「それはよかったね!」
「それは悲しいね。」
というような返事をよく使ってくれます。
まだ2歳ちょっとの娘の
共感力の高さには
母親ながら驚かされる毎日です。
・暗記力、集中力がついた
好きな絵本は
読み聞かせしてもらうだけでなく
自分でも一人読みをしたがる娘。
「ママ、読んで!」と
絵本を選んで持ってきては、
「もう一回!」「もう一回!」と
読み終えるたびすぐに
お願いしてきます。
絵本を繰り返し
読み聞かせているときの娘は
とても真剣な表情で、
最後まで静かに集中して聞いています。
そうしているうちに
まだ字が読めないはずなのに
絵本の内容を覚えて
そのまんまのセリフで
一人読みするようになりました。
それはそれは毎度、感動の瞬間です。
支援センターや図書館のおはなし会に行っても
最後まで集中して絵本を聞ける姿を見ると
「あぁ。絵本を読み聞かせる
習慣をつけていてよかったな。」
と心から思います。
子供の力、可能性って
本当にすごいんですね!
・親も新しい気づきが得られる
前の項目でお話しした通り、
私は恥ずかしながら
昔から大の本嫌いでしたが、
今では絵本をきっかけに
自己啓発本なども好むようになりました。
いつも気付きを与えられる
ストーリーを描いている作家さん。
絵が特徴的で面白い作家さん。
ホッとあたたまる絵を描く作家さん。
いろんな作家さんに興味をもつと
絵本選びがグッと楽しくなりました。
コレという欲しいものがなくても
フラッと本屋さんに立ち寄ってしまうほど
本が好きになりました。
読書によって自分の人生がより豊かになる感覚が
この歳になってようやくわかりました😅
まとめ
以上、私のオススメの絵本や
読み聞かせによって得られた効果など
ご紹介してきました。
既に知っている本も
多かったかもしれませんが
新たに読んでみたい本は見つかりましたか?
私たち親子はまだまだ
新しい絵本との出会いを求めています。
この記事を読んでくださった皆様の
おすすめの絵本があれば
ぜひコメントで教えてください!
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。