専業主婦ってぶっちゃけどう?メリット・デメリットをご紹介します。お金のこと。復職のこと。

  • 2024年6月21日
  • 2024年8月6日
  • 子育て
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こんにちは。
私は現在2歳の娘と夫と暮らすアラサー主婦です。
つわりをきっかけに退職し、専業主婦歴も早3年となります。

いまどき専業主婦でいさせてもらえるなんて
お金持ちなの?と思われるかもしれませんが
実は、娘を妊娠した当時、
私たち夫婦の貯金は
ほとんどありませんでした。
家計は結婚した時から
すべて一緒にしていたので
個人的な貯金もゼロでした。

この記事では、
それでも現在も専業主婦という形をとっている
私たち家族の生活スタイルや
お金のこと、メリット・デメリットなどを
以下の目次に沿って赤裸々にご紹介します。

 どうして専業主婦になろうとおもった?

・つわりでやむを得ず退職

専業主婦になったきっかけは、つわりでした。
当時は受付事務の正社員として勤務していましたが
つわりが始まり、出勤することが難しくなり
いつ治まるかもわからないまま
欠勤を続ける申し訳なさで退職。
そのまま専業主婦になりました。
詳しくはつわりについてまとめた記事
お話ししていますので是非こちらもチェックしてください。

・産休・育休手当がもらえない

つわりで欠勤が続いたとき
あっさり退職という選択をしたのは
実はもう一つ理由があります。
それは産前まで働いても
産休・育休をもらえる可能性がなかったことです。

当時は改正前で
「同じ勤務先で継続して1年以上働いていること」
が育休手当を受ける条件の一つだったのですが
夫の転勤の都合で
転職したこともあり
つわりが終わった後復帰しても
育休手当がもらえることはありませんでした。
それならと仕事を辞める決心をしました。

・ADHD夫の仕事を支える

私の夫は結婚直後、
あまりの仕事の大変さ、職場環境の悪さで
軽い適応障害となり
ADHDの診断を受けました。
一言にADHDといっても
症状はさまざまですが
夫の場合、マルチタスクを苦手とし
やらなければいけないことが
一度にたくさんふりかかってくると
どれを優先していいのか判断できず
どれにも集中して取り組めなくなる
という特徴があります。

出産後、夫も無事転職し
今は落ち着いていますが、
もし私が仕事復帰すると、
仕事以外にも家事に育児と
考えることが増え、
肝心な仕事に集中できなくなる懸念から
仕事以外の家庭のことは
できるかぎり引き受けようと考え
専業主婦を継続しています。

・夫婦喧嘩をふせぐ

「もし〇〇ちゃん(私)が再就職したら
 お互いに余裕がなくなって
 喧嘩が増えてしまうと思う。」
私が再就職するか悩んでいたときに
夫が言ったひとことです。
私も確かになあ。と思いました。

今は夫の休日の過ごし方などに
イライラしてしまうことがあっても
私は専業主婦だからと割り切って
我慢できているところもあります。
(できずに怒りが爆発することもありますが…😅)
でももし私が同じように働いたら
対等な立場なのになんで?と不満を持ち
せっかくの家族の時間を
穏やかに過ごせなくなってしまう気がします。
子どもに夫婦喧嘩を見せたくないという
私たちの思いで
このスタイルを選んだ部分もあります。

 専業主婦ってぶっちゃけどう?

専業主婦ってうらやましい!
働かなくていいなら働きたくない!
仕事さえなければラクに子育てできるのに!

毎日妊娠・子育てで大変な中
働いていらっしゃる方や
専業主婦(夫)をもつ夫ないし妻にとっては
専業主婦はそう映っているかもしれません。

確かに家事だけであれば
仕事よりはるかにラクだと思います。
しかし、特に小さい子供をもつ主婦は
一般にイメージされる程
ラクな生活ではないかもしれません。

専業主婦にはメリットだけでなく
デメリットもたくさんあります。
特に復職は
私の中で永遠の課題です。
退職する前にその辺もしっかり理解していたら
なんとしてでも
今ある仕事にしがみ付いていたかもしれません。
ここでは妊娠・出産前、育児休暇後など
退職を考えた時にぜひ知っておいてほしい
デメリットについても正直にご紹介します。

専業主婦の妻と感覚が合わず
モヤモヤされている方も
相手がどんなことに不安を抱えているのか
参考にしてみてください。

・メリット

 子供と過ごす時間が増える

専業主婦はいうまでもなく、
共働き家庭に比べると、
子供と過ごす時間が長いです。
特に、幼稚園に行くまでは
朝起きた瞬間から
夜寝かしつけるまで
片時も離れることなく
一緒に過ごすことがほとんどです。

そのため、子供の成長を
自分自身で確かめ感じることができるのは
最大のメリットだと思います。

子供の初めて!に立ち会ったときは
非常に感動します。
自我が芽生えて
イヤイヤの自己主張に悩むときも
子供と2人、悪戦苦闘の毎日です。

そんな風に人生に何度もない
子育てをみっちり楽しめるのは
専業主婦ならではかもしれません。

 地域の知り合いがたくさんできる

子育て中は、地域の支援センターや施設のイベントなど
近所のコミュニティを活用する方も多いと思います。
働くママでも育休中は
利用される人も多いのではないでしょうか。

すぐに知り合いやママ友を作れる人もいれば
何度か会ったことのある人でも
自分からは声をかけづらいと感じる人もいると思います。
私はどちらかというと後者です…。

専業主婦の場合、子供が2~3歳、
長ければ5歳くらいになるまでの
長い間通うことができます。
すると、ママ友や支援員さん、
施設のスタッフの方など
たくさんの人と
自然に仲良くなっていきます。

子育てにおいて
情報交換は非常に重要です。
またこんな時代だからこそ
地域の方々に見守られ
子育てすることは
防犯上においても
メリットになると思います。

 習い事に通いやすい

子供になにか習い事をさせたいと思ったとき、
共働きだとどうしても
平日の夜もしくは土日に
毎週時間をつくることになります。
すると子供が眠気で集中できなかったり
週末遠出をしにくくなったりと
通わせづらさを感じることもあると思います。

最近では保育園の預かり時間内で
習い事をしてくれる園も増えてきているようですが
まだまだ数は少ない上に
限られた中から選ぶことになるので
やらせたいものがあるかはわかりません。

専業主婦家庭の場合、
平日の昼間でも
習い事を入れることができるので
色んな習い事をたくさんさせたい!
という方でも柔軟に対応できます。

 自分(夫)のリズムで動ける

朝起きる時間。
ご飯を食べるスピード。
着替えるスピード。
家を出る時間。
寝る時間。
なるべく固定しようと
努力はしていますが
過ぎたからといって
特に困ることはありません。

仕事をしていたら
絶対に守らなければならない時間があるため
常に時間に追われることになりますが
専業主婦家庭では
イレギュラーが起こっても
困ることはほとんどありません。

そのため、
「はやくして!」
「急いで!」
と子供を急かす必要もありません。
そういう意味では
心にゆとりがもてるかも…。

・デメリット

 収入がなくなる

共働き家庭では、産休・育休のたびに
夫の収入にプラスして
約1~2年間手当を受け取ることができます。
が、専業主婦家庭だと
当然この期間の収入は
夫の一馬力となります。

1人子育てするだけでも1~2年。
2人連続で子育てしても3~4年。
3人産んだら最低でも5~6年。
長ければ10年前後の間
収入が見込めなくなります。

なにかとお金がかかる育児期間。
何度、育休手当がもらえていたら
と考えたかわからないほど
この差は本当に大きいです。

生涯年収が大きくダウンするのが
最大のデメリットであることは
間違いありません。

 自分の関わり方が影響する責任が重い

大事な幼少期、
子供を自らの手で育てられることは
幸せなことだと思います。
ただ、3歳までの関わり方が人生を左右すると
あちこちで耳にするたびに
「私が教えきれてないことはないだろうか。」
「もっといろんなことを
 経験させてあげたほうがいいのではないか。」
と不安になっていくのも事実です。

小さいうちから保育園に通っている子は
家庭で親から教わること以外にも
先生やお友達から
たくさんの刺激を受けて
過ごしていると思うと
このままでいいのか、
わからなくなることもあります。

保育園を経験の場ととらえた時
どんなに頑張っても
家庭ではどうしても
補いきれないものがあるのは
事実だと思います。

 復職のハードルが高い

娘が1歳を過ぎて
子育てに少し余裕が出てきた頃
自分のお小遣い稼ぎのためにも
少し働きに出たいなと思うようになりました。
しかし、就活をしようにも
子供を預けられる身寄りがいない。
保育園の願書を出そうと思っても
無職だと育休中の人より点数が低くて
なかなか入れない。
なんとか面接を受けても
小さい子がいるとなかなか受からない。など
乗り越えなければいけない壁が多すぎて
すぐに諦めました😅

 家事・育児分担が難しい

専業主婦にとって家は職場のようなものです。
洗濯物が床に転がっていたら、片付けて洗濯。
洗い物が溜まっていたら、食器洗い。
ご飯の時間が来たら、食事作り。
部屋が汚れていたら、片付けて掃除。
それは平日であろうと休日であろうと
変わりません。
家にいる時間は長くても
育児中心の生活では
なかなか家事も捗りません。
ましてや
ゴロゴロ寝っ転がったり
自分の好きなことに没頭する時間なんて
あるはずもありません。

とはいえ夫が平日、身を粉にして
働いてくれていることは
そばで見ているので、
休日くらい少しゆっくりさせてあげたいと
頭では思っています。
しかし、家事をしているとき、
子供の面倒も見ずに
目の前で一人寝ている姿を目にすると
やっぱりモヤッとするのも正直なところです😅
専業主婦の休みって一体いつなんや!!!
という次第です。

夫婦で話し合って
決めればいいのでしょうが…。
働いている人と同じ立場とは言いにくい専業主婦。
どこで折り合いをつけていいのか
永遠のテーマですね。

休みの日くらい家族と外に出かけたい主婦と
休みの日くらいゆっくり寝かせてほしい夫。
足並みのそろった共働き家庭に比べると
過ごし方や、家事・育児の割り振り方は
なかなか難しいなと常日頃思っています。

 働く自信がなくなっていく

専業主婦期間が長くなり
社会と離れる時間が長くなるほど
働く自信がなくなっています。

もともと働くのは
どちらかというと好きな私ですが
専業主婦期間を重ねるほど
「頭はちゃんと回転するかな?」
「新しいことを覚えられるかな?」
と、どんどん不安になっています。

昔、店長をしていた頃の若い自分に比べたら
子育て経験をした今の方が
人との関わり方、教え方においては
なんとなくうまくやれる自信があるのですが、
マルチタスクで細切ればかりの
家事・育児をしていると
なにかをやり切った実感や
なにかに集中して取り組めた感覚がないため
仕事に集中にて向き合える体力?が
自分にまだあるのか不安なのです…😵

そう思うと、
同じ職場に戻る権利があって
早く社会に復帰できる環境があるのは
負担が少ないと思います。

この点については、まだ比較的
個人の努力次第で
カバーできるかもしれませんね!

 どんな一日を過ごしてる?

子供と二人の生活は
基本的に子供ペースですべて行われます。

子供が寝ている間にできる家事は後回し。
ご機嫌なうちに済ませたい食事や入浴は
タイミングをみてできるよう
事前に準備だけはしておく。
といった具合です。

絶対に守らなければいけない時間は
ほとんどないので
なにをするにも時間に追われないのは、
ノンストレスです。
でも決して時間に余裕があるわけではありません。
小さいうちは特に
目が離せないので
起きている間は付きっきりです。

・守らなければいけない時間がない。
・職場で働く時のように他人を気遣う必要がない。
その点の違いくらいで
「仕事をしていない人」というよりは
昼間は保育士のような動きをして
朝晩は主婦業をしている
というイメージの方がしっくりきます😅

 経済的に大丈夫?

これは各家庭の状況にもよるとおもいますが、
我が家でいうと、
とてもゆとりがあるわけではありません。
やっぱり私の収入があるに越したことはないです。

ただ、ひとつ言えるのは、
収入が減ったとしても
支出を減らせばなんとでもなる!ということです。

夫婦ともに
休みの日は基本家族と過ごすため、
趣味にお金を使うことはほとんどありません。
年に数回の家族旅行くらいです。

ご飯も、スーパーで割引シールのついた
お肉を見つけては買い貯めし冷凍して使ったり、
ふるさと納税でお米を買ったり。

主婦だと外出する時間も少ないので
携帯代は一番安いプランにして
家のWi-Fiを使ったり。

お出かけ以外の日の化粧は
100円均一のコスメを使ったり。

車は中古車が壊れるまで乗り続けたり。

自分が無理のないところで
節約しながら生活しています。

これから子供が増えたり、大きくなったりすると
私も働かなくてはいけないなと思っていますが、
専業主婦である今の生活水準をベースにすることで
のびしろをもてていると捉えています。

経済的な心配を解消するために
このような👇
無料保険相談サービスをするのもオススメです。
今入っている保険が適正なのか、
将来のために定期的な見直しは必須ですね!

 いつからまた働く?復職の大変さ

専業主婦のデメリットのところでも
少し触れましたが、
復職問題は私の一番の課題です。

これまでも既に何度か
復職を考えるタイミングはありましたが
2人目のことを考えると
どうせ働いても、つわりがきたら
またすぐにやめなければならず
迷惑をかけるので踏み出せないと諦めました。

その他にも
・子供を預ける場所がなければ面接にも行けない。
・内定をもらっていないと保育園になかなか受からない。
・なんとか保育園に入れても
 数か月以内に仕事が見つからなければ退園になる。
・せっかく購入した保育園グッズも無駄になるリスク。
・2人目が欲しいというと面接に受かりにくい。
・1年以上働かないと結局産休育休はもらえない。
 それなら復職は一旦やめて続けて産んでしまった方がいい?
 そしたら最後の子が保育園に入るまでは専業主婦かな?
 そのときには長女は小学生になるだろうから
 今度は小1の壁で働きにくくなるのかな?

などさまざまな問題が出てきて
保育園と就活どっちを先にやればいいの~?
いつ復職したらいいの~!
と迷宮入りします。

復職を果たすには
相当な準備と努力が必要なことは間違いありません。

私の場合、とりあえず
2人目が幼稚園に入ったらパート復帰!
を目標にしていますが、
思うようになかなか2人目を授かれず…。
ますますいつになることやらと
途方に暮れています🤣
ぼちぼち考えることにします。

 まとめ

以上、専業主婦のメリット・デメリットを中心に
ありのままの状況をご紹介してきました。

専業主婦って意外とキラキラしてないな…。
と思われた方も多いのではないでしょうか。

家庭の事情により
専業主婦になりたくても難しい人、
働きたくても働けない人、
さまざまですよね。
何が幸せなのかも
価値観は人それぞれです。

私は今、
専業主婦でいられることを
ありがたく思っていますし、
幸せに思います。

だけど専業主婦だからこそ思うのは
職があるってすばらしい。ありがたい。
時にうらやましく思うこともあります。

だからこそ、この記事を読んで
それぞれのメリット・デメリットを
イメージしていただき
大事な人生の選択材料にしていただければ幸いです。

ダラダラと長くなりましたが
最後まで読んでくださり
ありがとうございました。